火星は2年2か月弱ごとに、約2か月前後逆行します。そのため、逆行生まれにならない年の生まれの方もいる火星は約2年2か月ごとに約2か月間逆行を行います。そのため、すべての年に火星逆行生まれが存在するわけではありません。火星は“行動”“情熱”“怒り”を司り、逆行状態ではそれらのエネルギーが内側へ向かうことになります。
牡羊座の支配星である火星が逆行していると、自己主張がストレートに出しづらく、怒りや欲望を抑圧する傾向があります。その結果、爆発的な感情の噴出や、行動に移るまでに時間を要するタイプになりやすいのが特徴です。
火星逆行の方は、「行動=爆発」ではなく、「情熱=熟成されたエネルギー」と捉えることで、自分をより良く活かすことができます。
🏠 火星逆行ハウス別の影響
◼️ 1ハウス
自己主張に対して極端に敏感であり、衝動的に見える行動の裏には長期間に渡る抑圧や葛藤があります。怒りや情熱を直線的に外に出すことが難しく、自分の思いを心に閉じ込めてしまいがち。そのため、ふとした拍子に溜め込んだ感情が爆発することも。特に競争の場や人前に出る場面で、パフォーマンスに波が出やすいでしょう。自分の“怒りの傾向”や“トリガー”を冷静に理解することが、安定した自己表現の鍵となります。
◼️ 2ハウス
物質的な安定や所有物に対して強い執着心を持つ傾向があり、安心を得るための金銭的な欲望が高まります。経済的不安を抱えると、感情が不安定になりやすく、衝動買いや浪費行動でストレスを解消しがち。自分の価値を「何を持っているか」で測ろうとする傾向があるため、内面の安定感と満足感を育てることが大切です。
◼️ 3ハウス
言語やコミュニケーションに対する衝動が強く、言いたいことを我慢してしまう傾向があります。しかし、抑え込んだ感情が思わぬタイミングで強い言葉として出てしまうことも。兄弟姉妹や近しい友人との間での意見の衝突に注意。情報過多の状態でストレスを感じるため、頭の中を整理するためのアウトプットや日記も有効です。
◼️ 4ハウス
家庭内やプライベートな空間で抑えがたい怒りを感じやすく、自分の感情を家庭の中に閉じ込める傾向があります。親との関係性や育った環境が影響しやすく、過去の怒りが長期的なトラウマとなることも。安心できる場所を確保し、心の安全基地をつくることが感情の安定に繋がります。
◼️ 5ハウス
創造性や恋愛、娯楽を通じて情熱を発散することができますが、過剰に自己中心的になったり、快楽を追い求めるあまりトラブルを引き起こす可能性もあります。自分の感情をアートや趣味で表現することが大きな癒しとなり、また、自己満足だけでなく他者との関係性の中で喜びを育む姿勢も求められます。
◼️ 6ハウス
仕事や健康管理に対して極端にストイックになる傾向があり、怒りや不満を仕事へ投影しがち。完璧を求めすぎるあまりに同僚との摩擦を生むことも。タスクを抱え込みすぎず、適切なペースで働くことが重要です。イライラが体調不良として現れやすいので、定期的なセルフメンテナンスが必要不可欠。
◼️ 7ハウス
対人関係においては、妥協や譲歩が困難で、パートナーに対して感情のぶつけ合いになりやすい傾向があります。理想の関係を求めるがゆえに相手の欠点が許せず、心の距離を感じることも。対話を通じて感情を共有し合い、“勝つための関係”ではなく“共に育む関係”を築くことが課題となります。
◼️ 8ハウス
感情や怒りを深く抑圧しがちで、それが人間関係において支配欲や依存心として現れます。財産や性的な関係、心の結びつきにおいて強烈なこだわりを持つことがあります。恐怖や執着に基づく行動を手放すことが、癒しと再生への第一歩となります。精神的変容のプロセスを受け入れる姿勢が大切。
◼️ 9ハウス
思想・信条・宗教・教育といった広い世界観に対して怒りを感じやすく、自分の信念を押し付けてしまう傾向があります。学問や海外経験を通じて得た知識を社会的な正義感として語りたくなるものの、時に過激な言動に繋がることも。知識や理想を現実的に活かす冷静さを持つことで、そのパワーは高次元で活かされます。
◼️ 10ハウス
キャリアや社会的評価に対するプレッシャーから、常に過剰な努力を強いてしまいます。目標達成への執着心が強く、他人からの期待に応えようとするあまり、自分の気持ちを見失うことも。社会的成功を追い求めるだけでなく、自分自身にとっての“満足できる到達点”を見極めることが必要です。
◼️ 11ハウス
友人関係や所属するコミュニティの中で、意見の不一致からくる怒りや孤独感を抱えやすい傾向にあります。共通の理想や目的を持つことで信頼関係が築かれますが、妥協点が見つからないと衝突も増えます。多様性を受け入れる広い視点と、時に距離を置く冷静さも大切です。
◼️ 12ハウス
怒りの感情が潜在意識に沈み込みやすく、明確な原因が見えづらいまま不安感や無力感に苛まれる傾向があります。過去の傷や心の奥底にある恐れが影響するため、スピリチュアルな癒しや自己探求が有効です。瞑想やアートセラピーなど、非言語的な表現で感情を外に出す方法も試してみるとよいでしょう。


