(原文:”A triangle with wings.”)
基本情報
- サイン(星座):牡羊座(Aries)
- 度数:4度00分〜4度59分(=サビアンシンボル「5度」)
- エレメント:火
- クオリティ:活動宮
- 支配星:火星
シンボルのイメージと象徴
このシンボルは抽象的だが非常に深い象徴を含んでいる。
- 「三角」は、意識・知性・精神性・調和・構造を象徴。
- 「翼」は、解放・理想・飛翔・高次の次元への到達を象徴。
つまり「羽のある三角」とは、精神性が目覚め、より高い目的や次元へ飛び立とうとする意志を象徴している。
牡羊座という“衝動の星座”の中で、この5度は初めて内的秩序や抽象的な目的意識が現れ始める段階とも言える。
心理的な意味合い
この度数では、これまでの身体的・感情的な経験を超えて、「何のために生きるのか」「どこへ向かうのか」という問いが芽生える。
三角形=バランスの取れた自己構造に、翼=理想と希望が加わることで、自分自身の存在を次の段階へ押し上げようとする力が発動する。
| 概念 | 起源 | 三角の意味合い |
|---|
| 神・人・宇宙の調和 | ギリシャ哲学・神秘学・幾何学 | 調和、構造、宇宙法則 |
| 精神・魂・身体の統合 | 錬金術・神智学 | 多層的存在の一致 |
| 三位一体(Trinity) | キリスト教(4世紀以降) | 神性の3つの側面 |
魂の課題・進化のテーマ
- 直感的な衝動を、内的構造と結びつけて昇華すること
- 理想を単なる空想で終わらせず、現実に根づかせる努力をする
- 高い視点から、自分や他者を見つめる力を養う
象徴の背景・文化的な文脈
1920年代は神智学、スピリチュアリズム、形而上学などがアメリカで流行していた時代。この「羽のある三角」は、そうした思想運動の影響を受けた象徴とも考えられる。
また、三角形は古代から「神・人・宇宙の調和」や「精神の三位一体」を表す記号とされ、翼は魂の自由や上昇の意志を示してきた。
ここでの「翼」は、単なる鳥の羽ではなく、天使の羽のような霊的象徴と読み取るのが自然である。翼は古来より、神や霊的存在が持つ特徴として描かれ、地上の重力(物質世界)を超えて高次の次元へ到達する力、すなわち精神の飛翔や魂の解放を象徴してきた。
このシンボルでは、天使的な“上昇と自由”のエネルギーが、「三角形=秩序・構造」と結びついており、これは“霊性を持った構造”あるいは“理念に導かれた進化”という形で理解できる。
1920年代は神智学、スピリチュアリズム、形而上学などがアメリカで流行していた時代。この「羽のある三角」は、そうした思想運動の影響を受けた象徴とも考えられる。
また、三角形は古代から「神・人・宇宙の調和」や「精神の三位一体」を表す記号とされ、翼は魂の自由や上昇の意志を示してきた。
牡羊座5度は、衝動的な生命のはじまりから、初めて「理念」や「霊的意識」が現れてくる地点であり、個の存在に“意味”や“方向性”を与える起点となる。


